地磁気観測所では「地磁気観測所テクニカルレポート」を刊行しています。 これは、地磁気観測所において行われた技術開発、観測ならびに調査研究の成果を公表し、 地磁気観測技術に関わる最新の知見を国内外に伝え活用を図ることを目的としたものです。
「地磁気観測所テクニカルレポート」は印刷物として関係機関に配布しています。 PDF版でもご覧になれます。
地磁気観測所は、地磁気観測事業における国際協力に貢献することを目的として、 「地磁気観測所テクニカルレポート別冊」を、英文で刊行しています。 当所において行われた技術開発、観測ならびに調査研究の成果から、英語化の要請が高い論文を翻訳して収録しています。
「地磁気観測所テクニカルレポート別冊」は印刷物として関係機関に配布しています。 PDF版でもご覧になれます。
地磁気観測所では、1938年から2000年まで「地磁気観測所要報 (Memoirs of Kakioka Magnetic Observatory)」を刊行していました。 これは、当所所員の調査研究による諸種の論文を集めて報文として編纂したものでしたが、 2002年以降は地磁気観測所テクニカルレポートにその役割を引き継いでいます。
「地磁気観測所要報 (Memoirs of Kakioka Magnetic Observatory)」、「地磁気観測所テクニカルレポート」、 「地磁気観測所テクニカルレポート別冊」に掲載された論文を検索することができます。
当観測所の地球磁気・地球電気観測の成果物である地磁気観測所報告(年報)は、1897年版から 2000年版まで印刷物として刊行し、2001年版から2012年版まではCD-ROMとして提供してきました。また、2013年以降の観測成果は、過去の観測成果とともにインターネット上で公開しており、 月別データ表示 (Monthly Data Viewer) のページにおいて閲覧することが可能となりました。
地磁気観測所報告(年報)には、地磁気、地電流、空中電気の1時間値表や磁気嵐リスト、 地磁気脈動のスペクトル解析図などの図表が収録されています。 さらに、CD-ROM版には、1分値データや各観測所の観測状況に関する詳細記事も収録されているほか、 データ表示のためのソフトウェアも添付されています(詳細)。
1995年1月17日に兵庫県南部地震が発生した後、地磁気観測所は1996年から2001年まで、 この地震の震源となった野島断層が位置する淡路島北部から中部地域において、 地電流・全磁力・地磁気3成分の高密度観測を実施しました。 その成果は「活断層における地震予知技術開発のための地電流等観測報告書」としてとりまとめ 関係機関等に配布されています。
内容はPDF版でご覧になれます。